この記事では、Touch IDの設定方法について解説します。
※Touch IDが搭載されていないMacでは設定不可
システム環境設定の「Touch ID」で設定可能
■結論
システム環境設定の「Touch ID」で以下の設定が可能です。
- 指紋の追加/削除
- Touch IDの認証を許可する範囲の設定
サンプル
以下にサンプルを紹介します。
1.システム環境設定の「Touch ID」をクリック→指紋を追加/削除する
↓「Touch ID」をクリックします。
↓新しい指紋を追加する場合は、「指紋を追加」をクリックします。
↓Macのパスワードが求められるので入力→「OK」をクリックします。
↓画面の指示に従って指を置き、指紋認証を行います。
↓認証が終わったら「完了」をクリックします。
↓新しい指紋(例『指紋2』)が追加されます
↓指紋を削除する場合は、指紋(例『指紋2』)にカーソルを合わせて「×」をクリックします。
↓確認画面が表示されるので「削除」をクリックして削除完了です。
2.Touch IDの認証を許可する範囲を設定して完了
↓「Touch IDを使用」の各項目にチェックし、Touch IDの認証を許可して完了です。
「Touch IDを使用」の各項目の詳細
- Macのロックを解除:Mac起動時のロックをTouch IDで解除できます。
- Apple Pay:Apple Payでの購入をTouch IDで承認できます。
Touch IDを使用したApple Pay(カード決済)の設定については以下の記事で解説しています。
- iTunes Store、App Store、およびApple Books:Touch IDを使用して各Storeで買い物ができます。
- パスワードの自動入力:Safariなどで、Touch IDを使用してユーザ名やパスワード、クレジットカード情報を自動入力できます。
→セキュリティ面を考慮して、Touch IDの認証を許可する範囲を設定すると良いでしょう。
Tips.ファストユーザースイッチにTouch IDを使用する設定
↓「ファストユーザスイッチにTouch IDセンサを使用」にチェックを入れると、Touch IDを使用してMacのユーザアカウントを切り替えることができます。
ファストユーザスイッチとは?
家族など、1台のMacを複数のユーザで使用している場合、同時に複数のユーザがログインしているときに素早くユーザアカウントを切り替えられることができます。
- 例:Aさんのアカウントで使用していたMacを、息子のBさんが自身のアカウントに切り替えて使用する
→BさんがTouch IDセンサに自身の指紋をタッチすると、AさんのアカウントからBさんのアカウントに素早く切り替わり、Bさんは自身のアカウントでMacを使用できます。